効率的に、クリエイティブに、そして戦略的に

大手並みの専門知識とサポート、そして小規模事務所ならではのクライアント様に寄り添ったサービス。弊所の訴訟実務はその両立を叶えます。

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Mark C. Johnson

Kyle B. Fleming

効率的に、そしてクリエイティブに。この理念のもと、私たちレナーオットー知的財産法律事務所は、クライアント様のビジネス・財務目標を戦略的に実現するための訴訟戦略を立案致します。

弊所所属弁護士は世界各国のクライアント様の米国各地における訴訟を担当しており、またそれぞれ大小の法律事務所や企業に所属し知的財産紛争の処理にあたった経歴を有しており、私たちはその経験を結集し、あらゆるクライアント様に高品質かつきめ細やかな法律サービスを提供致します。費用面では、弊所が所在するオハイオ州クリーブランドは比較的ビジネスコストが低いこともあり、競合他社と比較してリーズナブルな価格で高水準のサービスを提供することが可能です。

また、弊所では各案件を適切な規模の知識豊富な弁護士のチームが一貫して対応することで、担当者の頻繁な入れ替わりに伴う不安・不満を解消しつつ、緊密なコミュニケーションを通じて早期に訴訟戦略をクライアント様の目標に最適化致します。このような戦略の下、重要事項に優先してリソースを投入することで、訴訟を適切かつ経済的に進展させ、多くの場合クライアント様のご意向に沿った解決点に早期に到達できます。


「ウォーターフォール」型からの脱却

訴訟を抱えることで、企業は本来本業に傾けるべきリソースを訴訟に割かざるを得ず、同時に相当の経済的な負担も抱えることになります。そのため、原告としてであれ、被告としてであれ、訴訟に関与することは企業にとって通常好ましいことではありませんが、一方で訴訟を避けられない、また避けるべきでないケースも存在します。

また、本来、訴訟は戦略的・財務的ビジネス目標を効率的に達成するための一手段です。それにも関わらず、例え結果として勝訴しても、敗北感を伴う場合が多いのはなぜでしょう。 

その原因の一端は、裁判所規則により裁判が時系列的に細分化されていること、そして弁護士が論理や順序を重んじるよう訓練されていることにあり、その結果として、訴訟プロセスは通常以下のような計画に沿って進行します。

Litigation Plan Timeline

一般的な訴訟計画

このような計画は、予め決められた流れに沿ってゆっくりと進み、一度訴訟が始まってしまうと要件やパラメータ(結果や予算など)の変化を考慮に入れる余地はほとんどなく、結果的に弁護士が費用対効果の低い活動に時間・費用を費やしてしまうことが往々にしてあります。

上の図のいわゆる「ウォーターフォール型」のプロジェクト管理手法では、各タスクは決められた順序で進められ、あたかも滝の水のように、訴訟は最終的な解決に向けて(ゆっくりと)進みます。このようなシステマチックな手法は、大勢の訴訟担当者からなるチームを管理するには適していると言えます。

一方で、このようなシステマチックな訴訟計画では、柔軟性の介在する余地はほとんどなく、一度訴訟が始まってしまうと要件やパラメータ(結果や予算など)の変化を考慮にいれるのは困難であるため、決定的な(すなわち、訴訟を終結に向かわせるような)情報や活動に到達するまでに訴訟開始からかなりの時間(時には数年)を要する場合があります。また、このようなシステムでは、弁護士は往々にしてスケジュールを重視するあまり費用対効果の低い活動に時間・費用を費やしてしまいます。


一貫して柔軟、アジャイルそして戦略的

私たちは、クライアント様の目標をできるだけ迅速かつ効率的に達成するため、「ウォーターフォール」型から脱却し、より柔軟かつ小回りの利く、ソフトウェア等の分野で用いられる「アジャイル開発」に似た訴訟アプローチを採用しています。このアプローチの特徴は訴訟を進展させるための複数回の「スプリント」にあり、各「スプリント」はそれに先立つ「スプリント」の結果やパラメータ(結果や予算など)の変化を考慮してなされ、結果的に最も成果が期待できる戦略に集中的にリソースを投入することができます。

Litigation Process

状況の変化への素早い対応が、効率アップ、コストダウン、さらには訴訟の早期解決につながります。